『Ｆｌｏｗｅｒ後のプチ・ラブスト～リ～』
 「う～ン・・・」
「ウル、目、覚めた？」
「・・・今、何時・・・」
「１０時半よ」
「・・・なんか、ユメ見た・・・」
「夢？」
「木の上からアリスが落ちて、俺がその下敷きになった時の夢」
「うふふ、懐かしいね」
「・・・。・・・」
「どうしたの？難しい顔して」
「・・・怒らねえ？」
「え？」
「だから怒らねえ？とりあえず、怒らないって頷いて」
「・・・？よく分からないけど、ウン」
「・・・見た」
「ハイ？」
「あン時、ホント言うと見た。っつーか、見えた」
「何が？」
「だからさ、アリスのスカートん中」
「・・・・・・・・・・！！ええええええええッ！？」
「そ、そんなに驚くなよ（汗）」
「だ、だってあの時ッ・・・」
「だってあン時、アリスなんかすげえ神妙だったから、ホントのこと言ったら傷つくと思ってさ。俺なりに気ィ遣ったんだけど」
「ウ、ウルの嘘つきぃぃぃぃぃ！！（怒）」
「わ！？ちょ、ちょっとアリスちゃん、落ち着いて。ゴメンって。仲直りに、もう少し一緒に添い寝してあげるから」
「離してっ！やっ、やだーーーっ（殴）」
「あてっ、痛いっ」
お昼近くまで、その家はカーテンが閉まったままだった・・・。
「アリスの肌…やわからい…」
「も、もお、ダメなの！起きるのー///」
おしまい
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